新生タイタニス考察。新たな使い方「ディスペル・アーツ」「リベンジ・ヒール」
皆さまこんにちは。
ふりこみです。
悪魔パGPの環境がガラリと変わって、久しぶりの記事になります。
待ちに待ったタイタニスの新生、皆さんはどのように使っているでしょうか。
今回は、私なりの新生タイタニスへの考察をいくつか紹介します。
① 耐久寄り中速速攻パ
まず新生によりHP30%UPとなり耐久パのリーダーとも
遜色ないリーダー特性です。
これを活かすことで、超速攻パやロケスタパともに
戦いやすい特性となりました。
今まで先制速攻パと当たるとこちらが動く前に壊滅してしまう事も多かったですが、
流石にHP30%アップともなると以前よりも耐えてくれます。
それでも力押しされそうな時には別途、精霊の守りも張りつつ、
反撃していくのもひとつの戦術です。
今のタイタニスならば、生き残ってさえいれば
逆転の可能性は多く残されています。
ただ、新生タイタニスを使った悪魔パで戦っていく中で、
私が特に感じたことを一文で表すと
「新生タイタニスは生き残られると非常に困るが、
新生タイタニス《だけ》生き残られると非常に楽」
というものです。
これは新生タイタニスの特性である
一族のいかり、禁忌の封印、魔の心臓などは非常に優秀だが、
その代わり、タイタニス自身の特技は火力や性能に乏しく、
相手パーティーを壊滅させるには心許ないということです。
実際、新生タイタニスを使って戦っていたユーザーの方から、
「新生タイタニス、特技なんとかしてくれ」という感じの
呟きは数多くみられました。
実際、私も使っていてそれは肌で感じました。
高火力が難しく、殺しきりダメージに届きにくい点や、
メゾラゴンやギラマータの特技タマゴを別途付けないと
耐性的に相性を覆せないモンスターは数多くいます。
ただし、これに関しては運営の意図にも思うところがあり、
おまけガチャや系統強化メダルで手に入るこれらの特技は
決して安く手に入るものではなく、
「新生したら同レベル、又は上位互換特技が付いて無駄になった!」
というユーザーの声に対して配慮したのではないと思います。
過去のモンスターの新生で、補助系、回復系モンスターに
ザオリクを付けていたら新生で同じような特技が実装されたシーンがあり、
せっかく付けたザオリクが無駄になった!みたいなことが
うろ覚えではありますが記憶に残っています。
② 禁忌の封印を活かした置きザオリク
タイタニスの新生により新たな使い道を考えたのは置きザオリクです。
ダメージ50%バリア、封じ系無効、リーダーHP30%UP、
禁忌の封印によるバフにより悪魔アタッカーに
パワーアップして復活させるという方法です。
タイタニスは、未新生の頃から素早さは4+4種振り竜神の爪装備でも、
そのまま倒されるというパターンが多かったです。
タイタニスが先に動くことは難しい、
「バフを剥がされる+先に倒される」というセットが結構メジャーでした。
しかも、デュランなどの高火力アタッカーを先に倒す思考の
ユーザーは多いので、タイタニスは後回しということになります。
したがって、デュランには一時的に囮になってもらい、
ドルマゲスで壁剥がしやイブールなどの相手のバフ剥がしに留め、
1ターン目に相手へ致命傷のダメージを狙わない代わりに、
こちらが逆転できる駒を死守して起死回生するという作戦です。
相手は先に動いて逆転される可能性のあるデュランを倒し、
残りのモンスターは火力に乏しいので、後始末くらいに思うでしょう。
その状態でデュランが攻撃ダメージと素早さが1.5倍で復活して
次ターンに襲いかかってくる!
しかも2ターン目なら偶数ターンちからためも乗ります。
できるシーンは限られていますが、
今まで勝てなかった試合が勝てる可能性に変わるのは
マスターズGPを戦っていく中で大切と考えています。
それにタイタニスはMPが豊富で、星4種振りでMP467まで上がります。
ザオリク4発撃ってもまだ冷酷な氷撃を撃つことができるため、
ザオリク要員としては先ほど述べた耐久力と共に有効です。
※計算式「ザオリク103×4(412)+冷酷な氷撃45=457」
以上のように、タイタニスが素早さで超速攻パと渡り合うには
部が悪いと考え、それを考慮して後発で如何に活用すべきか考えました。
その結論のザオリク、また、後発での使い方にシフトして
最速での素早さは不要(4+4不要論)と考えました。
私は未新生タイタニスでもできる戦い方と、
新生タイタニスにしかできない戦い方があると判断して
未新生4+4とは別に、新生は普通の星4をつくりました。
新生してから2ヶ月程度経ちましたが、
特に不自由を感じたことはありません。
2021年6月 未新生タイタニスはボーナスポイント80%を記録!
これは使えそうです。
バフ剥がし速攻とも違う相手でしたが、
ザオリクタイタニスを最大限活かせる試合があったので紹介します。
耐久超ウルノーガは、先にイブールやデュランを狙ってくることが多いです。
タイタニスが狙われることはほとんどありません。
しばらく激闘が続きます。
超ウルノーガとタイタニスで一騎打ちすると、
超ウルノーガが防御で先手HP回復し、ダメージ3/4バリアも付いているため
冷酷な氷撃では殺しきれず、
ゾーン貯めもされて覚醒からの負けが黄金パターンでした。
しかもこの超ウルノーガは、ご丁寧にギラ盾を装備していたので
ギラマータは悪手、冷酷な氷撃の下位互換の威力でした。
それを読んで敢えて攻撃せずにデュランを復活させます。
予想通り相手は防御してきました。
攻撃を受けていないのでゾーンも貯まりません。
(正直、攻撃されたらどうなっていたかわかりません。
相手の腕と経験を信頼しての行動でした)
ちょうど次ターンは偶数ターンだったため、力ためも乗ります。
2体で総攻撃し、無事、勝利です。
③ 意図的に禁忌の封印を受けて高火力を叩き出す
「ディスペル・アーツ」
禁忌の封印は先程述べました通り、こちらのバフが剥がされれば
攻撃ダメージ、素早さが1.5倍となります。
この特性を活かし、多段攻撃で
意図的にバフ剥がしを発生させる相手モンスターを倒し、
残りの攻撃をダメージアップさせてモンスターに大ダメージを与える作戦です。
以前だと宵闇の魔人はこちらのバフを剥がしてしまうので
倒すのに躊躇していましたが、今ならデュランはじめとする
悪魔の高火力アタッカーで積極的に倒しに行けるようになりました。
残りの攻撃が防御ヴェルザーと超ウルノーガにこのダメージ。
しかも超ウルノーガは特性でダメージ3/4バリアが付いているにも
かかわらずこの威力です。
他にもブラストクロウやガパーラナーガ相手などでも
行うことはできますが、亡者発生で残りの攻撃が
寄ってしまうと勿体ないので難しいところではあります。
これは以前ちらっとツイッターで呟きました。
この時はディスペルアタックと呼んでいたのですが、
Arts(技法)の方が意味合い的にも響き的にも格好良いので
ディスペル・アーツ(Dispel Arts)と名付けました。
……流行りませんかね?
④バフ剥がし高火力速攻を見越した立て直し策
「リベンジ・ヒール」
禁忌の封印がバフ剥がしで機能する新たなバフという話は
繰り返しお話しています。
悪魔のバフ剥がし&高火力せん滅はなかなか厳しいところでもあります。
新生タイタニスのひとつの弱点として生き残れば逆転の可能性はあるものの
やはり元々耐久力に乏しいことで有名な悪魔パは、
最初の猛攻を耐えられない事もしばしば。
そこで思い付いたのが、この子。
そう、グリゴンダンスです。
グリゴンダンスは皆さんもご存知の通り
メガザルダンスがウリの悪魔モンスター。
ステータスとしてはそこそこ素早さがあるものの、
エルギオス速攻パに対抗できるかと聞かれれば
うーんと首を傾げてしまう程度です。
これはグリゴンダンスに限った話ではなく、
タイタニスをはじめ多くの悪魔モンスターを悩ませる課題でもあります。
そう、みんな横並びのように「中途半端な速さ」を持つのが
悪魔モンスターの特徴でもあります。
今回はこれを逆に利用した戦術の紹介です。
エルギオス速攻パでよくあるのは、下記のような流れ。
壁剥がし役兼先攻撃役2体(魔剣士ピサロ、オルゴデミーラなど)
↓
エルギオス極光の舞い
↓
後発火力要員
(残りは身代わり補助役1体)
エルギオスが先に動かれると瀕死状態になりますが、
もしもここで態勢を立て直すことができたらどうでしょうか。
試しにやってみました。
速攻でまずシャムダ、ゲマ、オルゴデミーラが
動くことを警戒し、こういう時のために
イブールに精霊の守りを付けていました。
精霊の守りのおかげもあり、ダメージを耐え、エルギオスにも動かれますが、
なんとか生き残ります。
やはりイブールやデュランが怖いのかグリゴンダンスはスルー。
ここで生き残ったグリゴンダンスがメガザルダンスを発動。
禁忌の封印が発動している状態でこちらが全回復、
グリゴンダンスが死亡したことで一族のいかりも発動、
これで相手に未行動モンスターがいたり、はたまた次ターンに
先制特技を使われても怖くありません。
この状態でデュランのはやわざが炸裂。
さらにタイタニスの邪悪なこだまが炸裂。
賢さ2段階アップ+禁忌の封印が発動して
先ほどの火力が心許ないと言ったのが嘘かと思うような威力。
そして魔の心臓が発動、リザオラルがかかりHPも満タン。
攻守ともに最高の展開です。
この展開は完全に相手に悪魔パの可能性を示せたかと思います。
このように素早さでどうしても遅れをとることを逆手に取って、
相手先行により、こちらが瀕死になることを見越して
グリゴンダンスで回復しつつ、タイタニスの特性を利用したバフをかけ、
時にはリザオラルも付与し、態勢を立て直す一連の流れを
リベンジ・ヒール「Revenge Heal」を呼んでいます。
……流行りませんかね?
⑤最後に
私は、今の悪魔パは一つの完成系と考えています。
流行りのテンプレパや系統で強いドラパなどど並べる強さを誇っています。
マスターズGPで戦うとなるとボーナスポイントの都合で
組むのが実質難しい場合もありますが、
純粋に戦うだけならどのパターンのパーティーとも戦える強さに
なったと思います。
まぁ、それでも天敵モンスターをてんこ盛りにしたパーティー相手は
流石に厳しい(それはどのパーティーでも同じ)なのでその辺はご了承ください。
最近ではFFコラボでしんりゅうが、
超魔王で新たにミルドラースが実装されるなど、
目まぐるしい環境の変化が起こっていますので
いつでも絶対強いとは言えなくなってくるかもしれません。
でも、悪魔パに厳しい環境だからこそ、
愛着のある悪魔モンスターでマスターズGPを戦うということが
このゲームを楽しめる理由であり、系統パで戦う魅力でもあります。
いかがでしたでしょうか。
これをきっかけに新たに悪魔パで遊んでみたり、
今までとは違う悪魔パで遊んでみるのも楽しいかもしれませんね。
皆さまも良い悪魔パライフを。
タイタ♪タイタ♪タイタ♪タイタニッス〜♪
タイタニッスは〜♪いくらあっても困らない〜♪
黙ります。